接客だけじゃない!社会人として研修でおさえておきたいビジネスマナー!

2017年09月27日 マナー

nyuusyakensyu

ビジネスマナーは入社時研修で学ぶ堅苦しいルールと思われがち。
でも、それが社会人としての信頼度を左右するとしたら…?

ビジネスマナーはお客様に信頼してもらえる一つのきっかけとなります。
一方で、ビジネスマナーでガッカリされてしまうことも…。どれだけ仕事ができても、『社会人としてたいしたことがない人』と思われてしまうと、言いたいことを伝えても聞き入れてもらえなかったり、営業マンでは商談が進まない要因にもなりうるんです。
とはいえ、全てのビジネスマナーを完璧にする必要はありません。
ここでは、よくやってしまいがちなビジネスマナーをご紹介します。

接客やビジネスの現場で尊敬語と謙譲語をごちゃまぜに使っていませんか?

まずは、ビジネスマナーの研修で必ず取り上げられる「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けです。
研修ではわかっているつもりでも、実際にビジネスシーンや接客の現場に立つと、「あれ?どっちだっけ?」と思ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。

 

『尊敬語』とは、話をしている相手や、話の中に登場する人物の動作などを高めて表現するものです。
例えば「本日はお越しくださいましてありがとうございます」や「ゆっくりとご覧ください」などの表現。これらは、日頃使っている方も多いと思います。

 

『謙譲語』とは、目上の人や敬意を示したい人との関係で使いますが、動作の主体が自分の時に使います。
例えば、「メールを拝見しました」や「はい!ただいま参ります」などを指します。

 

でも、敬語を使わなきゃ!と思うあまり、尊敬語と謙譲語が逆になってしまうことがあるんです。例えばお客様に対して「13時にいらっしゃいますか?」と聞くところを「13時におりますか?」と、お客様をへりくだらせてしまうこともあります。
正しい言葉の使い方を知っている方であれば、そんな言葉の選び方に疑問を感じてしまいます。内容が正しくても、言葉の使い方で受け入れられない可能性もあるのです。

敬語が苦手…という方は、まずは「誰の動作に使うのか」を考えてみましょう。

あなたは大丈夫?ビジネスの身だしなみは社会人としての基本。

みなさんは、「おしゃれ」と「身だしなみ」の違いをご存知ですか?「おしゃれ」とは自分目線、「身だしなみ」は相手目線と考えてみてください。
例えば、銀行や役所などのお取引先へ訪問する場合は、上下揃っているスーツを着た方が信頼を得られやすいかもしれません。
一方で、セレクトショップを扱うファッション系のお客様に対しては、例えばジーンズにジャケットの方が、「近い感覚で仕事ができそうだな」と相手に安心感を持ってもらえる場合もあるでしょう。
ここで大切なのは、自分目線のおしゃれをするのではなく、『相手目線に立った身だしなみを考える』ということです。それが今のこの時代のマナーだと思います。
ただし、会社によっては決まりとして定まっているところもあります。一度、先輩や周りの方に確認してみましょう。

では、ビジネスの基本として身だしなみで気を付けるポイントを見ていきます。

1.髪、髪型
→清潔感があり、表情がよく見えることがポイント!フケや寝ぐせ、表情が見えない、長すぎる、ボサボサで手入れされていないのはNGです。

2.顔
→男性はひげ、もみあげ、鼻毛をチェックしましょう。女性はノーメイクや派手な化粧はNGです。また、細すぎる眉毛や口臭も確認を。

3.服装
→自分目線のおしゃれ優先になっていませんか?ボタンがとれていたり、袖口や襟の汚れなども確認しましょう。

4.靴・靴下
→靴下に汚れや破れ、ほつれがないかを確認します。また、靴はこまめに磨きましょう。

5.装飾品・ネクタイ
→派手なもの、過度なアクセサリーやネクタイは控えましょう。アクセサリーは、商品や備品を傷つけてしまうおそれがありますので気を付けましょう。

 

以上のように、髪型やメイクに気を付け、男性であればシワのないスーツやワイシャツを着ることも大切です。周りの社会人を観察してみてください。売れる営業マンほど靴がきれいな人が多いはずです。

接客現場でもビジネスシーンでも意外と見られている!立ち姿や歩き方。

ここまで敬語や身だしなみを見てきました。ここからは意外と見落とされがちなビジネスマナーとして、「立ち姿」や「歩き方」をみていきましょう。

実は姿勢や歩き方がいいだけで、自信や誠実さが伝わるってご存知でしたか?

 

例えば、あなたがお買い物をしている時を想像してみてください。

接客をしてきたスタッフの方の姿勢が悪いと、なんだか自信がなさそうに見えませんか?勧められた商品までも「なんか微妙かも…」と感じてしまうかもしれません。

 

接客のシーンだけでなく、異なる会社の営業マン2人が訪問してきた場合も想像していみてください。姿勢がいい営業マンのほうが、誠実さが伝わってくるのではないでしょうか。

これは研修で教えられただけでは身に付きません。姿勢が悪いな…と感じている方は、まずは日常で意識することから始めてみましょう!

ビジネス現場での動きには“静と動”のメリハリをつけよう!

あなたの周りには、「きもちのいいお辞儀だな」「歩き方がきっちりしているな」と感じる人はいるでしょうか?もしそのような方がいる場合は、よく観察してみてください。“静と動のメリハリ”があることに気づくはずです。
ビジネスマナーの研修で「90度が最敬礼と教えられたから…」と言って、いくら深々とお辞儀をしても、ダラダラとした動きでは野暮ったく見えてしまいます。
一方で、「頭を下げるときは早く下げ、一拍止めて、それからゆっくり頭をあげる」などメリハリのある動きだと、スマートな感じを受けます。

身だしなみや立ち姿を意識したら、ぜひ“静と動”のメリハリも意識してみてください。それだけであなたの接客現場での姿や、ビジネスシーンでの姿は見違えるはずです。

まとめ

いかがでしょうか。

入社時にビジネスマナーの研修を受けた経験がある方も、そうでない方もまずは、周りの『ステキ』だと思う方たちを見てみてください。
きっと、今まで述べてきたことができているのではないでしょうか。
一方で、『この人は仕事ができないな』『なんか信頼できないかも』そう思ってしまう方はこういった社会人としての基本のビジネスマナーが欠如していることが多いものです。

信頼される社会人となるためにも、今一度みなさんのビジネスマナーを見直してみてはいかがでしょうか。

 

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